岡山県鏡野町の「ブックスタート事業」を支援する山田養蜂場（同町市場）は10日、乳幼児向けの絵本80冊を同町に寄贈した。
2002年から継続しており、今回の絵本は、同社による２０年「ミツバチの絵本コンクール」ストーリー部門の最優秀賞受賞作「にじいろのはちみつ」。リズミカルな文章と色鮮やかな絵が特徴で、想像力が膨らむ物語になっている。
町役場を訪れた同社の山田満生専務取締役が山崎親男町長に目録を手渡し、「読み聞かせを通して、親子が心を通わせる時間を作ってほしい」とあいさつ。町長は「活字や絵本に触れることは情操教育にとって重要。絵柄も可愛らしく初めて読む本にぴったり。しっかりと役立てていく」と礼を述べた。
3〜4カ月を対象にした乳児健診の際に配られる。
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