アジア・アフリカ支援米活動をしている、岡山県津山市の高野小学校は26日、収穫した540キロの米(あきたこまち)を「食とみどり・水を守る岡山県労農会議」に贈呈した。年内にアフリカ・マリ共和国に送られる。
米袋には米作りに携わった2、5年の児童が寄せたイラストや、「僕たちが一生懸命作りました」といったメッセージがフランス語で添えられた。体育館であった贈呈式では、5年生の八木皇輝君と生駒星名君が「食べるものがなくて困っている人たちを助けることができるとうれしい」と述べ、同会議のスタッフら3人に贈った。
今年で27年目。総合学習の一環で、5月に同校近くで田植え、9月には稲刈りを行っていた。昨年は全国から計21トンの米が贈られた。