「高野公民館スマイル学習会」が20、21の両日、高野公民館=岡山県津山市=で開かれ、高野小学校の児童が中高生らに教わりながら夏休みの宿題に取り組んだ。
20日の3、4年生に続き、21日は5、6年生11人が参加。津山東中学校と希望高等学園津山校の生徒、地域の人たちが指導役を務めた。
子どもたちはドリルやプリントを持参し、分からないところを質問するなどして問題を解いていった。6年の男子は「分からないところを丁寧に教えてもらい、よく理解できた」とうれしそうに話した。
東中3年の栗本愛菜さん(15)と福田帆乃果さん(15)は「教えるのは難しいけど、年下の子どもたちとの交流はとても楽しい」。希望高等学園2年の菊池ひなのさん(16)も「小学生に分かりやすく伝えるのは難しいけど、勉強を分かってもらえた時がうれしい」と話していた。
東中、高野小のコミュニティスクールの取り組みの一環として開いた。