岡山県津山市と三市友好交流都市協定を結んでいる島根県出雲市と長崎県諫早市の首長らが26日、津山市を訪れ3施設を視察した。直接訪問は初めて。
出雲市・飯塚俊之市長と諫早市・石部邦昭教育長らが来津。台湾彰化市と国際交流を始めるきっかけになった津山まなびの鉄道館(大谷)、公民連携の実例としてグローブスポーツドーム(大田)と城下小宿・糀や(林田町)を訪れた。
グローブスポーツドームでは、同施設を含む3件のコンセッション事例について担当職員から説明を受け、スポーツ複合施設として生まれ変わった施設内をくまなく見学。飯塚市長と石部教育長は「同じような課題を抱えている。非常に参考になる」などと述べた。谷口圭三市長は「交流を深め、互いに高め合っていきたい」と話した。
3市首長の交流は1996年から毎年東京で意見交換会を開いてきたが、今回から持ち回りで各地で行政視察を行う。