プロサッカー・ファジアーノ岡山のスクールコーチを招いた「親子サッカー教室」が10日、加茂町スポーツセンター体育館=岡山県津山市加茂町中原=で開かれ、親子連れらはさわやかな汗を流しながらプレーを楽しんだ。
地域の活性化と健康促進、子育て支援などを目的に2021年に締結した明治安田生命と津山市との包括連携協定の一環で企画し、今回で2回目。市内の小学1、2年生の児童と保護者、兄弟ら21組約50人が参加した。
福中善久コーチ、押鐘正幸コーチ、山﨑友斗コーチ、山内勇輝コーチの指導で参加者たちは親子でボールをパスし合う練習を実施。「相手にボールを届くよう、力加減やタイミングを互いに考えて」といったアドバイスを受け、徐々にコツをつかんでいった。その後、チームに分かれて試合を開始。周りの声援を受けながら大人も子ども一緒になってボールを追いかけた。
サッカー好きの一宮小1年の山岡翼君(7)と同小4年の楓君(9)兄弟は「コーチは優しくて教えるのも上手。上手くなった」「コーチから受けたアドバイスを今後に生かしていきたい」。母親のゆかりさん(42)は「子どもたちと触れ合える貴重な時間になり、良かった」と話した。