熊本県阿蘇を拠点に活動しているイラストレーター・シンガーソングライターのあべまりあさんによるトーク&ミュージックコンサート「何があってもよかよか」が12日、岡山県津山市高尾の教育館で開かれ、人々の気持ちを前向きにする言葉を歌とともに響かせた。
津山モラロジー女性クラブ主催。さまざまな苦難を明るく乗り越え、著書も多数あるあべまりあさん。「愛がいっぱい・あいうえお」の歌を明るく歌い、日本語が持つ言霊や力を前置きした。
自らの人生経験を踏まえ「恥をかいてもそれは宝になる。辛いこと、悲しいことなどあらゆる体験をしたくて私たちは生まれてきた。ありのままの自分で、失敗しても自分を責めず、『頑張ったね』と励まして」と強調。「汗をかく、恥をかく、創作活動として絵を描く、字を書くことで魂は輝く」と呼びかけ、市民ら約40人は生きる力と勇気がわくようなメッセージに耳を傾けた。