津山城のPRに取り組む「作州忍者鶴山隊」と、大阪を拠点に活動するアイドルユニット「民謡女子ハピネス組」がコラボ。ハピネス組の津山を意識した楽曲「新種目」が鶴山隊のテーマソングになり、ミュージックビデオ（MV）の撮影が23日、津山城跡=岡山県津山市=などであった。ハピネス組デビュー１周年の9月18日にテレビやインターネットなどで公開予定。
ハピネス組の5人も鶴山隊のメンバー。「新種目」は東京五輪に「忍者」という種目があればーと夢想し、歌の主人公が手裏剣投げや壁登りに挑戦する内容。「津山やホルモンや鶴山や稲葉や松本や」―と津山をアピールする一節があるアップテンポのダンスナンバー。
メンバーはきらびやかな衣装に身を包み、同城跡の鶴山館内外で音楽に合わせて元気よく踊った。撮影はJR津山駅=津山市=とイナバ化粧品店=津山市=でも行った。こうめさん（23）は「鶴山隊さんのテーマソングで、初MVということもあり気合が入りました。仕上がりが楽しみです」と話していた。
エキストラとして忍者姿で出演した副隊長の先本廣司さん（69）=津山市=は「のりのりの楽しい曲。津山を全国に発信してもらえる素晴らしい機会で、ありがたいですね」と述べた。
鶴山隊は昨年の忍者の日の2月22日（ニンニンニン）に発足。市内外の会員は約100人で、各種イベントに忍者姿で参加するほか、勉強会を定期的に開催している。
民謡女子ハピネス組は日本、世界の民謡をダンスミュージックにアレンジして歌い踊るアイドルユニット。「新種目」はオリジナル楽曲で、収録しているファーストアルバム「Minyo Girls Team Hapiness」は4月22日にiDOLYTHMOS」から発売された。定価2000円（税別）
写真
「新種目」のMV撮影を行う民謡女子ハピネス組=津山城跡の鶴山館で
