8~9月に行われた第59回「全国高専体育大会」(北海道)の陸上と柔道で優勝した津山高専の学生2人が28日、岡山県津山市山北の市役所を訪れ、谷口圭三市長に喜びを報告した。
陸上男子400メートルの横内倖大さん(18)=3年=、柔道女子個人57キロ級の根本菜羽さん(16)=2年=。
49秒24で優勝した横内さんは「序盤から積極的に飛ばし、最後のストレートでは2位に大きく差をつけることができた。卒業まで3連覇を狙いたい」と振り返る。
根本さんは昨年敗れた相手との決勝で延長戦の末、背負い投げを決め、雪辱を果たした。「周囲の期待に応えることができて安心した。来年も優勝を目指したい」と喜びを語った。
谷口市長は「努力と鍛練が実を結んだと思う。さらなる高みを目指して頑張ってほしい」とたたえた。