第50回「高野地区文化祭」が28日、高野公民館=岡山県津山市高野本郷=で始まり、地域の愛好者らによる作品展や活動発表でにぎわっている。29日まで。
館内の展示コーナーには季節感あふれる絵手紙や水墨画、油彩、趣にじむ書、木工品、パッチワーク、押し花アート、フラワーアレンジメント、生け花、盆栽、菊花の鉢植えといった多彩な作が並び、来場者は感心しきりに観賞。幼児のオブジェや小中学生の絵画も目を引く。
初日は日本舞踊や銭太鼓、コーラス、高野保育園の子どもたちの歌と踊りといったステージ発表もあり、演目ごとに拍手がおくられた。
同所の神田聖子さん(73)は「どれも作者の熱心さが伝わってくる力作ぞろいで、見応えがある。出展数も多く、コロナ禍前の活気が戻ったようでうれしい」と話していた。