城西保育園=岡山県津山市=で12日、とんど焼きが行われ、園児たちの1年間の健康を願った。
隣接する津山乳児保育園と合わせ、0~5歳児160人が参加した。園庭に正月飾りや園児たちの書き初め、今年の干支(えと)の辰の絵などを積み上げて、火の神と神主に扮(ふん)した職員が点火。燃えた紙が上昇気流に乗って空高く舞い上がると、子どもたちは歓声を上げて眺めていた。
火の勢いが弱まると、竹にはさんだ餅を焼き、風邪を引かなくなるとされる焼いたミカンを食べたほか、農業・立畠堅志さんが振る舞った焼き芋を味わった。
また、無病息災を願っておでこに灰をつけてもらった。新年度から小学生になる年長児たちは「勉強を頑張りたい」「字がうまくなりますように」とうれしそうに話していた。