津山署と中国労働金庫津山支店は5日、津山市林田の同店で強盗事件を想定した防犯訓練を行い、非常時の対応を確認した。
同支店職員18人を含む約20人が参加した。凶器を持った犯人が押し入り、現金を奪って逃走する設定。同署員扮する犯人が去った後、非常通報を受け駆けつけた署員に職員が犯人の特徴などを報告した。
同署生活安全課職員は講評で「複数の職員が同時に対応できていて良かった。個々がどの役割でもこなせるように準備しておいてください」などとアドバイスした。
また、特殊詐欺被害防止訓練も行った。岡本朋久支店長は「危機意識を常に持っておくことを金融機関として肝に命じたい」と話していた。