岡山県の津山市連合町内会はこのほど、市内の小中学生に熱中症対策グッズを配布するよう求める要望書を谷口圭三市長、有本明彦教育長に提出した。
要望書では、「先般、山形県で中学生、北海道で小学生が熱中症で亡くなる痛ましい事案が発生し、猛暑は児童生徒の命を簡単に奪いかねないと危惧している」とし、予防になるグッズとして首元を冷やす「アイスリング」やランドセルとの間に付ける「冷感パッド」の配布を求めている。
岸本常義会長が副会長6人と市役所を訪れて手渡し、谷口市長は「今議会の一般質問でも複数の議員が対策を求めており、検討したい」、有本教育長は「子どもの命を守りたい思いは同じで、地域からの声はありがたい。校長会とも相談したい」と述べた。