美作保健所管内愛育委員連合会の本年度総会が12日、岡山県津山市のリージョンセンターで開かれ、8市町村の委員約210人が地域住民の健康づくりに向けた活動の推進を期した。
井上正子会長が「コロナ禍の影響で生活環境が大きく変化した中、日ごろから地域とつながりを持つことが大切であり、愛育委員として目配り、気配り、小さな声掛けをしながら取り組みを進めていきたい」とあいさつ。
同連合会顧問の光井聡美作保健所長のあいさつ、水嶋淳治勝央町長の祝辞に続いて議事に移り、▽母と子のすこやかな発達のための支援▽高齢者が生きがいを持って暮らせる支援▽地域全体での健康づくり―などを方針とした本年度事業計画を承認した。
この後、萩原歯科医院=久米南町=の萩原和繁院長によるオーラルフレイル(口くう機能低下)に関する研修会もあり、参加者は熱心に耳を傾けた。