岡山県津山市の津山商工会議所女性会(野村澄子会長)によるパネル展がソシオ一番街ストリートで開かれ、「城下町つやま」の歴史と文化をテーマにした内容に買い物客らが見入っている。8日まで。
昨年度の創立50周年記念行事の一環で、会員(64人)たちが3委員会に分かれて国史跡の津山城、重要伝統的建造物群保存地区の城東地区、城西地区とそれぞれの歴史的関わりについて調べ、まとめたパネル15枚を掲示した。
津山城は在りし日の古写真を添えて築城や堅固な造り、石垣や門の詳細も説明している。城西重伝建では西寺町を中心に城下町最大の寺院集積地である特徴、城東重伝建では出雲街道沿いに13本もの名のついた小路があることなどを写真や図入りで紹介。
小田中の女性(71)は「城西も重伝建になって景観整備が進んでいるのを感じるし、城東は小路それぞれに名があるのは初めて知った。今度ゆっくり散策してみたい」と話した。