「津山まちじゅう体験博」のプログラムを開発するワークショップ(津山まちじゅう博物館コンソーシアム主催)が27、28日、岡山県津山市山下の津山圏域雇用労働センターで開かれた。市内のまちづくり関係者や事業所、個人計45人が専門家の監修のもと「売れる体験づくり」に取り組んだ。
体験博は昨年に続き2回目で、今年は9月20日から11月30日にかけ開催。まち全体を博覧会場に見立て、食、歴史文化、芸術、自然など地域の魅力を満喫してもらう期間限定の体験型イベント。昨年度は17プログラムが催され、約200人の参加があり、本年度はプログラム数、動員数ともに倍増を目指している。
地域資源を活用した体験交流型プログラム「オンパク」手法の専門家のNPO法人ORGAN理事長の蒲勇介さん(45)が講師。2人一組に分かれて「プログラムねりねりシート」に「何を達成したいか」「ターゲット層」「キャッチコピー」などを書き入れ、プログラムを完成させた。
各自プログラムを発表し、投票で人気プログラムを選んだ。27日の1位は「宮本武蔵のふるさとで英信流師範指導による居合道体験」で、「全国100店舗の中心ジュエリーカンダ本社で作る宝石付バックチャーム」「津山伝統の作州傘を自分で染めて作ってみよう」「100年の古民家からしかとれない素材で作る高級煤竹(すすだけ)で作る箸と箸置き」「瓜生原の米を味わう! 薪割から始まる釜めし炊体験」が続いた。
プログラムは7月中旬までに出そろう予定。
