「夏休みの自然教室」の第1回目が21日、岡山県勝田郡奈義町や苫田郡鏡野町の野外で開かれ、美作地域の小学生と保護者ら約100人が昆虫、植物、岩石の3教室に分かれて観察や採集に熱中した。
このうち奈義町柿のなぎビカリアミュージアム周辺での昆虫教室には28人が参加。詳しい講師に習性や捕まえるポイントを聞きながら草原や野池のほとりなどを探し、トノサマバッタ、キリギリス、エゾトンボ、ニイニイゼミなどを捕虫網で採集していた。
高野小3年・松井凪さんは「とまっているのを狙ってオニヤンマを初めて捕まえた。大きくて迫力がある」と話していた。
同自然教室は、夏休みの自由研究を応援しようと美作教育会館が恒例で開催。第2回は8月18日に大手町の同会館で採集した標本の名前調べや分類をする。1回目不参加でも受講可。