「奇跡のしっとりふわふわ感」 地元小麦と米粉で作るロールケーキ 地産地消フェスで登場/岡山・津山市

教育・保育・学校 ミマダインロールケーキを手にする平尾所長(右)
ミマダインロールケーキを手にする平尾所長(右)
         

 「地域の子どもたちの健やかな成長を願って」。美作大学・同大学短期大学部=岡山県津山市=で公式キャラクター地域貢剣・ミマダインのキャロットロールケーキが誕生。ライバルのネガダインはココアロールケーキに。ロールケーキが人気の就労継続支援B型事業所らくがき=岡山県津山市=が手がけた。23、24日にイオンモール津山で開かれる地産地消の商品が並ぶ「津山フェス」でデビューする。

 らくがきを運営する労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団津山地域福祉事業所・平尾奈津子所長(63)は看護師で、「お年寄りが食べやすい、のみ込みやすい」をテーマに開発。持続可能な地域づくりへの願いを込め、津山産小麦ふくほのかと、奈義産きぬひかりの米粉を使用した。こうして「奇跡のしっとりふわふわ感」を実現した。

 ミマダインカラーを出すために使用したニンジンにより爽やかな味わいに。ネガダインは通常の3倍のココアパウダーを使うことで「漆黒」を表現。「大人の味わい」になった。

 桑守正範同大短期大学部栄養学科教授(54)が監修。「イメージカラーを出しつつ、単品としてもおいしく出来上った。お土産にも喜ばれると思います」と話す。

 平尾所長は「しっかりキャラが立った。ミマダインと同様、地域で愛され続けるロールケーキになれば」と期待を込める。

「津山フェス」にはミマダインも応援に駆け付ける。通常は同事業所のロールケーキ工房すみれ(同所)で販売(個数限定、ホールは要予約)、大学のイベントをはじめ各種催しで披露する予定。ホール1500円(税込)、1個300円(税込)。

問い合わせは、らくがき(☎0868-32-8707)。

ミマダインのキャロットロールケーキとネガダインのココアロールケーキ
ミマダインのキャロットロールケーキとネガダインのココアロールケーキ


>津山・岡山県北の今を読むなら

津山・岡山県北の今を読むなら

岡山県北(津山市、真庭市、美作市、鏡野町、勝央町、奈義町、久米南町、美咲町、新庄村、西粟倉村)を中心に日刊発行している夕刊紙です。 津山朝日新聞は、感動あふれる紙面を作り、人々が幸せな笑顔と希望に満ちた生活を過ごせるように東奔西走し、地域の活性化へ微力を尽くしております。

CTR IMG