ウランガラスを展示している鏡野町上斎原の「妖精の森ガラス美術館」で、収蔵作品を集めた恒例の「ひかりのかたち展」の前期日程が始まった。10月4日まで。
2007年以降に同美術館でガラス作家15人が制作した約30点を展示。加倉井秀昭さん(東京都出身)が手がけた吹きガラスの鳥やキツネといったオブジェ、山田輝雄さん(同)が切子技法で花の模様を加えた花瓶などが並ぶ。最新の収蔵品として、佐々木雅浩さん(愛知県出身)がとげとげした見た目に表現した造形作品を置いている。
ブラックライトを当てており、厚みや凹凸によってウランガラス特有の蛍光緑色の光り方が違っている。
収蔵作品の企画展は9回目。後期日程は12月中旬からの開催を予定しており、展示内容も変わる。
開館は午前9時半〜午後5時。火曜日休館。入館料は大人・大学生500円。高校生400円、小中学生300円。小学生未満無料。
問い合わせは、同美術館(☎447888)。
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収蔵作品が並ぶひかりのかたち展
「妖精の森ガラス美術館」 収蔵作品展