「富はええとこじゃ写真コンテスト」

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 本年度「富はええとこじゃ写真コンテスト」(鏡野町富地区地域づくり協議会主催)の入賞作が決まり、最優秀賞に同町大の森江俊文さん(88)撮影の「実りの秋の祈り」が選ばれた。
 富地域でこの1年間に撮影した四季折々の風景や行事、動植物などを題材に募集し、町内外の19人から36点の応募があった。写真家の末澤雅彦さん(津山市在住)が審査し、最優秀のほか、優秀賞2点、佳作3点、審査員特別賞1点を選んだ。
 森江さんは昨年11月、地元の神田神社の秋祭りで御旅所に立ち寄った神輿(みこし)を撮影。金色に輝く神輿が据えられ、お布施を持参した氏子らが見守る中、神職が五穀豊穣への感謝などを込めて祝詞を奏上している。
 初出品での受賞に「自分の作品が選ばれるとは思わず、ありがたい気持ち。コロナが収まったら、多くの人に富の自然の美しさや伝統行事の魅力を楽しんでもらいたい」と喜びを語った。
 協議会は2022年度コンテストの作品を募集する。今年7月からの1年間に撮影したものとし、応募点数は1人3点以内。要項は白賀川地域協議会のホームページに掲載している。
 森江さんを除く入賞者は次の通り。(敬称略)
 ▽優秀賞=佐古渉(鏡野町)赤木智美(同)▽佳作=川末義晃(赤磐市)花房康徳(岡山市)森江勇夫(鏡野町)▽審査員特別賞=野口貴子(鏡野町)


最優秀賞に輝いた森江さんの作品「秋の実りの祈り」


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