「小さな親切運動」津山支部は21日、個人・団体の善行をたたえる「実行章」として、池上益子さん(81)=上河原=、美作大学・同短期大学部児童文化研究部を表彰した。
池上さんは、弥生小学校(大田)の登校時見守りを続ける中、児童らの癒やしになればと自家栽培などの生花を提供して同校玄関に飾る活動を7年間継続。
同児童文化研究部は、地域の幼稚園、保育園などに出向いて本の読み聞かせや人形劇などをする活動を長年続けている。
松田欣也支部長が「日ごろからの活動に感謝する。今後も小さな親切の輪を広げてほしい」とあいさつし、池上さんと同部元部長の児童学科4年・横山由莉さんに盾と副賞を贈った。
池上さんは「これからも頑張って続けていきたい」、同席した桐生和幸同大副学長は「40年近い歴史のある部で、地域の子どもの成長に役立ちたい」と話した。
この後の贈呈式では、児童の通学路での安全安心の一助にと鶴山小学校(志戸部)にカーブミラー1基を寄贈。目録を有本明彦教育長に手渡した。
小さな親切運動は全国組織で、津山支部は55団体(企業)と1個人が加盟。
p
松田支部長(右)から実行章の盾を受け取る池上さん
「小さな親切運動」池上益子さん(81)を表彰
- 2020年12月24日
- ひと