美作地域の高校9校で1日、2023年度卒業式があり、3年生が思い出や志を胸に学び舎を巣立った。
津山東高校(岡山県津山市林田)は188人(食物調理科38人、看護科32人、普通科118人)が卒業。体育館で式が開かれ、保護者や在校生、来賓ら約750人に迎えられて入場した。
安東幸信校長が各科の代表者に卒業証書を授与。式辞では卒業展や看護実習といった校外学習に触れ、「学校で培った忍耐力や仲間と工夫する力は必ずみなさんの糧になっている。自信を持って歩みを進めてほしい」とはなむけの言葉を贈った。
在校生を代表して普通科2年生の豊田壱吾さんは「何事も笑顔で前向きに取り組む先輩方を見習って頑張っていきたい」と送辞。普通科3年生の日下大輝さんは科ごとの行事や思い出を答辞振り返り「支えてくれた家族や仲間、周囲の環境に感謝し、学校での学びを誇りに夢に向かって進んでいきたい」と答辞を読んだ。
この日は看護教育課程の専攻科36人の修了式もあった。
勝山高校の蒜山校地は3日に実施する。