岡山県美作市は1日、能登半島地震の被災地支援で富山県氷見市に派遣する職員の出発式を市民センター=同市栄町=で行った。り災証明の発行業務などに携わる。
県職員10人と県内自治体職員10人の「チームおかやま」による週ごとのローテーションで、同市は第3陣(2~8日)と第6陣(17~23日)に各2人を派遣する予定。
萩原誠司市長が「現地の人たちと心のつながりを持てるよう尽力を」と激励。職員を代表して危機管理室の甲田共克さんが「被災者の方々が少しでも早く日常を取り戻せるよう頑張りたい」と決意を述べた。
氷見市では家屋倒壊などの被害が発生しており、り災証明書の発行申請件数は4357件(1月23日現在)となっている。第3陣として派遣される総務課の丸山航平さんは「日々変わる状況に応じた活動を行い、被災者に寄り添い、求められる業務をこなしたい」と話していた。