書道家・齋藤弘香さん(70)=鏡野町馬場=が主宰する「書道研究有隣会」の第2回作品展(津山朝日新聞社など後援)が1日、新魚町のアルネ津山4階・市立文化展示ホールで始まった。生き生きとした筆勢の力作が来場者の目を楽しませている。3日まで。
久米公民館、倭文ふれあい学習館、鏡野町富、中央公民館などで指導を受ける30〜80代の会員や高校生28人の65点を展示。
中国盛唐時代(712〜765年)の詩人・李白の七言絶句を伸びやかな筆遣いでしたためた行草体作品をはじめ、四体(てん書、隷書、楷書、草書)の書き分けに挑戦した意欲作などが並ぶ。齋藤さんが師事している日本芸術院会員の?木聖雨さんの賛助作「直弦」も目を引く。
齋藤さんは「会員たちは筆の運び、線の勢いを意識して日ごろ研さんを積んでいる。書に対する思いも書いているので、ぜひ見てほしい」と話している。
p
生き生きとした筆勢の力作が並ぶ会場
「書道研究有隣会」第2回作品展 力作65点揃う