大崎地区の「大崎納涼祭」(大崎地域づくり協議会主催)が19日、大崎小学校=津山市金井=グラウンドで開かれ、大勢の家族や友人連れらが親睦を深めながらイベントを満喫した。
津山市地域づくり応援事業の一環として、子どもたちの夏休みの思い出づくりや地域住民たちの多世代交流を目的に実施し、2回目。今年は新型コロナウイルス感染症が5類に移行したのを機に、やきとりやフライドポテト、かき氷、ビールなどを販売する屋台も並び、来場者たちはテーブルを囲んで談笑しながら食事を味わっていた。
中高校生ボランティアも参加し、幼い子どもたちをサポートしながら輪投げやミニボールリングで遊ぶ姿も見られた。ステージではアマチュアバンドによる演奏や抽選会などが行われ、会場には多くの笑顔があふれていた。
杉森奏君(10)=大崎小5年=は「近所や学校のみんなとごはんを食べておしゃべりして楽しかった。来年も開催してほしい」。神﨑愛子さん(82)=津山市西吉田=は「最近、暑さで外出する機会が減っていたので、友人たちと会う良い機会ができた。大人と話すだけでなく、子どもたちの元気な姿を見られるのもうれしい」と話していた。