白加美神社=岡山県津山市小田中=の「正月獅子舞」が3日、疫病退散を祈念して同所の田中町内を巡り、地域住民らに喜ばれた。
同町内会(國政弘志会長)と白加美神社奉賛会(松尾善彦会長)が新春に災厄をはらおうと企画し5年目。
中高生を含む有志30人が参加し、神社で身を清めた後、各御旅所などで雌雄の獅子がしの笛と太鼓の軽快なおはやしにのせ、勇壮な舞いを披露した。ご利益にあやかろうと集まってきた家族連れらが獅子頭にかんでもらい、笑顔があふれていた。
小田中の全本晴菜さん(11)は「正月から良い経験ができた。今年は勉強を頑張ってすばらしい一年になりますように」と笑顔で話した。