岡山県津山市の津山鶴山ホテルで17日、少林寺拳法の津山道院・津山支部の設立50周年記念式典が開かれ、半世紀の節目を祝うとともに今後の発展を期した。
関係者約100人が出席し、小野喜崇道院長が「世界では紛争や宗教対立などが絶えないが、『本当の平和は正義感と慈悲心の強い人間を一人でも多く育てる以外ない』という開祖の言葉をかみしめつつ、今後も修行に励んでいきたい」とあいさつ。指導者4人に感謝状を贈った。
来賓の谷口圭三市長の祝辞に続き、津山道院の岡田果奈・少拳士2段、植地勇人・中拳士3段が気迫みなぎる奉納演武を披露した。
この後、少林寺拳法UNITYの新井庸弘顧問の「少林寺拳法開祖 宗道臣 師家について」と題した記念講演、祝賀会もあった。
津山道院は1973年に設立され現在、拳士23人が所属。