市や近隣の町のトラック関連事業者でつくる「県トラック協会美作支部津山分会」は28日、明星幼稚園(平福)の園児たちと岡山県津山市福田の国道53号沿いの待避所・福田パーキングエリアで、恒例の安全運転、事故防止啓発を行った。
同分会員と津山署員47人、同園年長組9人が参加。子どもたちは署員の誘導によって停車したトラックや乗用車のドライバーに「安全運転をお願いします」と元気よく声をかけてチラシと啓発グッズのセット約200部を配布した。
グッズの中には「ルールを守ろう!」「運転中はぼーっとしないでね」というメッセージに「福を呼ぶ鳥」と言われるフクロウの飾りを付けた園児たち手製のお守りや、岡山の方言「行かれえ(行ってらっしゃい)」とイカをかけ合わせた駄じゃれ「気をつけてイカれー」という言葉を添えたイカのくん製菓子が入っており、受け取った人たちは笑顔で「きちんと守るよ」と答えていた。
土井真琴ちゃん(5)は「ありがとうって言ってもらえてうれしかった。私もちゃんとルールを守るのでみんなも事故をしないように気をつけてほしい」とにっこり話した。同分会は「年末にかけて仕事が忙しくなる時期。気持ちを引き締めて運転してほしい」と注意喚起している。
