「津山城もみじまつり」(同実行委主催)が15日から24日まで、岡山県津山市山下の同城(鶴山公園)で開かれる。紅葉のライトアップや番傘アートをはじめ、牛肉料理が集う「牛魔王秋の陣」、美作地域のグルメやステージなど多彩な催しを繰り広げる。
鮮やかに色づいたモミジやカエデなど約80本が園内を彩る。備中櫓(やぐら)下の二の丸では色とりどりの番傘アートを飾り、表門では6流派で共同制作した生け花で来場者をもてなす。夜は紅葉があでやかにライトアップされ、イルミネーション「津山城ナリエ」も楽しめる。
初日は午前9時半から表中門でオープニングセレモニーがあり、津山鶴丸太鼓の演奏でスタート。15、16日は、三の丸で「牛魔王秋の陣」(午前10時~午後3時)を開催。市内の8飲食店がつやま和牛を使ったビフテキバーガーやホルモンうどん、そずり肉の鍋など創意を凝らした牛肉料理を提供する。
週末の15、16、22~24日はご当地グルメのブースが並び、地元の子どもたちや市民団体がダンスや演奏のステージで盛り上げる。津山文化センターではお茶席を用意している。(24日をのぞく)。
このほか、高校生がオリジナル商品を販売するブース出店(15、22日)、津山の中心で愛を叫ぶ(23日)、こども広場(22~24日)、もみじまつり限定御城印の販売(400円)と、目白押し。
実行委は「紅葉は中旬から下旬にかけて見ごろを迎えそう。今年は各店自慢の和牛グルメなども用意しているので楽しんでほしい」とPRしている。
開園時間は午前8時40分~午後9時。入園料高校生以上310円、中学生以下無料。会期中は津山文化センター側の裏門からは入場できない。
問い合わせは、市観光協会内の実行委(TEL:0868-22-3310)。
