「津山市小・中学校教育美術展」(市学校教育研究センター図画工作・美術部会など主催)が5日、新魚町のアルネ津山4階・市立文化展示ホールで始まった。市内35小中学校の児童、生徒が制作した感性豊かな力作が訪れた人の目を楽しませている。7日まで。
各校の授業で手がけた絵画や立体作品など1010点を出展。小学生は運動会や楽器の演奏、なわとびなど家や学校での生活を描いた水彩画や版画のほかに「将来なりたい職業」をテーマに紙粘土で作ったさまざまな職種の人形細工がずらり。
中学生は色鮮やかなポスターやデザイン画、暗い場所で光る蓄光粘土を使ったオブジェ、食品サンプルといった多彩な作品が並ぶ。どの作品も色づかいや見た目の美しさ、ユニークさなど工夫を凝らしている。
実行委の図画工作部会会長・川嶋定子広野小校長は「コロナ禍の中でも児童、生徒が懸命に作品と向き合い、取り組んだ」と話している。
同展覧会は一年間の学習の成果を多くの人に見てもらおうと、毎年開催している。時間は午前10時〜午後6時(入場は午後5時半まで)。
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児童、生徒の力作が並ぶ会場
「津山市小・中学校教育美術展」