コロナ禍のため中止された今夏の第43回「津山納涼ごんごまつり」のポスター原画が市役所ロビーに展示され、津山工業高校デザイン科の生徒による作品が市民らの目を楽しませている。30日まで。
同まつり実行委企画部会が制作を依頼し、1年生38人がアクリル絵の具で大型連休中に描いた課題でB3サイズ。採用作は影山凛々子さんが手掛け、打ち上げ花火の大輪を背景に浴衣姿の少女が同まつりキャラクターのごんちゃんを抱きかかえており、繊細なタッチが高評価された。ほかの生徒たちの原案も同様のモチーフで個性を発揮している。
初日の26日には、審査した企画部会のメンバーが市役所を訪れ、谷口圭三市長らに採用作を披露。
石川哲也企画部会長は「2年連続中止の判断をしたが、津山の一大イベントを風化させず、来年につなげるためにもポスター展示で多くの市民にアピールしたい」と話した。
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中止されたごんごまつりのポスター原画(手前)と原案も並ぶ会場
「津山納涼ごんごまつり」ポスター原画 市役所ロビーに展示
- 2021年7月28日
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