津山市文化協会「津山芸術文化祭」が1日、岡山県津山市の津山文化センターで開幕し、加盟団体の愛好者たちによる美術や工芸、文芸などの意欲作が来場者を楽しませている。2日まで。
展示・リハーサル室とエントランスなどを会場に、市内14団体の約140人が日ごろの活動成果を披露している。
山里の風景、空想の世界などをモチーフにした油彩やアクリル画、斬新なあしらいの生け花、趣深い書、多様な立体素材を組み合わせて表現した造形絵画、俳句や川柳といった作品が並び、訪れた人たちは作品ごとにじっくりと観賞している。
山北の70代の女性は「みなさん工夫を凝らしていてどれも素敵。趣味として始めたくなるようなジャンルもあり、楽しめた」と話していた。
展示会は午前10時~午後5時。最終日は午前11時からステージの部が大ホールであり、和太鼓や民謡民舞、朗読、謡曲などの加盟11団体が出演する。愛染寺の仏画教室(午前11時~、午後1時~)、花友禅の会によるワークショップ(午前10時~午後2時)もある。