「湯郷アート?展覧会」が美作市湯郷の「あの日のおもちゃ箱 昭和館」で開かれ、地域の風景などを描いた水彩や油彩の力作に来場者が見入っている。8月16日まで。
同館を運営する洋画家・竹中信清さん(81)が主宰する地元の絵画教室で、制作を楽しむ愛好者13人が近作26を出展。
情緒漂う温泉街の通り、吉野川沿いの桜並木、林野神社の参道といった題材が目を引き、水彩はさらりと淡い色使い、油彩は柔らかなタッチで表現している。生き生きした表情の人物、花や静物をモチーフにした作もあり、訪れた人たちは熱心に観賞。
竹中さんは「コロナ禍のため3年ぶりの展示となり、それぞれ画題にじっくりと向き合って描き込み、個々の持ち味も発揮されている」と話している。
「湯郷アート展覧会」開催
- 2022年7月16日
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