美作大学・同短期大学部と同大学大学院の卒業式が20日、同大体育館=岡山県津山市=で行われ、計292人がこれから進む道に希望を抱き、キャンパスを後にした。
卒業生は大学216人(食物学科87人、児童学科79人、社会福祉学科50人)、短期大学部73人(栄養学科27人、幼児教育学科34人、専攻科12人)、大学院3人。保護者や教職員、来賓ら約500人が出席した。
鵜﨑実学長が各科の代表8人に卒業・修了証書を手渡し、美作学園の理念「白梅の精神」について述べ「培った専門性と使命感、広い視野を土台として、地域の暮らしのために各地で白梅の花を咲かせてほしい」とはなむけの言葉を贈った。
在校生を代表して学友会の辻実優会長(21)が「伝統を受け継ぎ、守り続けていきたい」と送辞。卒業生を代表して吉村真名香さん(22)が「大学で出会った友人たちはかけがえのない宝物。学んだ専門性を生かし、社会に貢献できるようにより一層努力していく」と誓った。
卒業する学生のほとんどは、取得した資格を生かす専門職などへの就職が決まっている。