「看護進路ガイダンス」(岡山県、県看護協会主催)が4日、岡山県津山市新魚町のアルネ津山4階・地域交流センターで開かれ、看護職を目指す中高生ら約30人が体験発表会や進路相談などに来場した。
体験発表では、若手の看護師や保健師、助産師らがそれぞれ仕事の内容や心がけ、やりがいについて話し、進路相談のコーナーでは看護職関係の大学や専門学校などに関する情報を提供。看護の仕事を分かりやすく紹介したビデオの上映もあり、訪れた生徒たちは熱心に見聞きしていた。コロナ禍を踏まえ、正しいマスクの着脱方や手指消毒の仕方を教えるコーナーも設置。
勝山高校2年女子(真庭市)は「看護師を目指していて、医療現場で病気の人を助け、メンタル面の支えにもなれる実感を聞くことができてよかった」と話した。
宮田明美県看護協会長は「看護師や保健師はコロナ禍で需要が高まっているのに対し、不足している状態。今後も確保・定着対策に力を入れていく」としている。
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体験発表会で看護職について聞く中高生
「看護進路ガイダンス」