岡山県美作地域の高校生が企画・運営する第5回「県北のうまいもん大集合! うまいもん商店街!」(美作県民局、NPO法人みんなの集落研究所主催)が12日、津山市のソシオ一番街、銀天街、元魚町商店街などで開かれ、買い物を楽しむ大勢の家族連れらでにぎわった。
アーケード街に飲食店や団体など34店舗が並び、ホルモンうどんや牛串、黒豆バーガー、ユズ入りコロッケ、豆乳スイーツなどを販売。訪れた人たちは美作地域の人気グルメを次々に買い求め、飲食スペースで食べ比べを楽しんでいた。
津山東、津山商業、津山工業、美作、林野、勝間田高の実行委メンバーのほか、ボランティアの生徒約70人も参加して店を手伝うなどし、「いらっしゃいませ」「おいしいですよ、どうですか」と元気に声を出し、商店街は活気に包まれた。ステージイベントも初めて行われた。
真庭市の藤井正男さん(76)と妻の裕子さん(74)は「かつての津山の商店街のにぎわいを感じた。高校生たちの若い力で催しを継続し、まちを盛り上げてほしい」と話していた。