第75回「社会を明るくする運動」作文コンテストで入賞した岡山県津山市内の小中学生2人への表彰伝達式が22日、山北の市役所で行われた。
表彰を受けたのは、県推進委員会委員長(県知事)賞に輝いた北小学校6年の高木はなさん(作品名「だれもが笑顔でくらせる社会」)と、県更生保護女性連盟会長賞を受賞した鶴山中学校3年の小林準也君(同「犯罪を少なくするには」)。高木さんは昨年に続く2年連続の同賞受賞となった。式には津山地区保護司会の関係者も同席した。
谷口圭三市長が2人に表彰状・記念品を手渡し、「犯罪や非行防止は、一人ひとりが関心を持ち、向き合うことが大切」とあいさつ。高木さんは「文章を書くのが好き。とてもうれしい」、小林君は「自分ができることを言葉にして伝えていきたい」とそれぞれ述べた。
「社会を明るくする運動」作文コンテストは、日常生活や学校生活での体験を通じて、犯罪や非行のない社会について考え、理解を深めてもらうことを目的に実施。県内124校から、2065の作品が寄せられた。県委員長賞に選ばれた作品は、中央推進委員会の作文コンテストへ推薦される。
