藤間流こむらさき会による花の舞「新・おどり絵巻」(津山朝日新聞社など後援)が23日、岡山県津山市山下の津山文化センターで開かれ、大勢の市民らが親しみやすく優雅な新日本舞踊を楽しんだ。
藤間藤由哉会主(一宮)とその門下生合わせて11人が出演。華やかな「福寿の舞」で幕を開け、「千本桜」「夕焼け雲」「東京ブギウギ」といった昭和歌謡や現代曲にのせて33演目を披露した。
会主の藤間さんは「木遣り恋唄」などを情緒豊かに熱演。華やかな衣装と振り付けでしなやかさ、力強さなどを表現し、観客の目を楽しませた。津山情緒保存会も出演し、フィナーレは全員で「真っ赤な太陽」を踊り締めくくった。