「秋の交通安全県民運動」(21〜30日)を前に、岡山県の津山署管内(津山市、鏡野町)の推進大会が19日、鏡野町中央公民館で行われた。期間中は自治体や警察などの関係機関が連携を強め、無事故で安全な地域を目指す。
スローガンは「交通ルール 守って笑顔 晴れの国」。重点目標は▽子どもと高齢者をはじめとする歩行者の安全確保▽自転車等のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底▽スピードダウンの励行―など7項目を掲げている。
推進大会には、市や町、各交通安全対策協議会、同署などの関係者約100人が出席した。山崎親男町長、谷口市長代理の野口薫副市長が「1件でも事故が減り、地域に笑顔が広がることを祈念する。管内での死亡事故が昨年より増えていることから、職場や地域でマナーや安全意識の高揚に努めてほしい」。入江一男署長は「管内では4人が亡くなっている。みなさんの力を借りて交通安全意識の定着を図りたい」と力を込めた。来賓祝辞に続いて、津山交通安全協会の田村正敏会長から、町老人クラブ連合会に啓発品が贈られた。
出発式では、白バイやパトカー、交通安全指導車など9台が広報活動を行うため次々に出発した。
真庭、美作、美咲署管内では21日に推進行事を開催する。