岡山県津山市山北の衆楽園で7月29、30の両日に開催する「衆楽園竹あかり」に向け、津山青年会議所(津山JC)は10日、事前説明会を開き、ボランティアスタッフとともに竹灯籠やモニュメント制作の準備を進めた。
イベント運営を通じて、郷土の魅力を身近に感じてもらおうと初めて企画し、一般スタッフを募集。市内の高校生や地域住民46人が集まった。
津山JCのメンバーが衆楽園の歴史、環境保全や温暖化防止に有効な竹の活用法などについて説明。続いてグループに分かれ、津山圏域の特産やマスコットキャラクターをベースに制作するモニュメントのデザインを決めた。
この後、市が管理する竹林に移動し、道具の使い方を教わりながら約80本を切り出し、汗を流した。
会社員の福島翔吾さん(22)は「こうして触れてみると竹の生命力をすごく感じる。みんなで協力して地域の魅力が伝わる灯籠を作りたい」と話していた。
24日に竹灯籠やモニュメントを制作し、イベント当日、園路沿いなどに飾り付ける。