岡山県緑化推進協会と県が定めた「春のみどりの月間」(4月1日~5月31日)に合わせ、津山市草加部地域の小学生たちでつくる草加部みどりの少年隊は11日、高野本郷のカインズホームFC津山店で「緑の募金運動」を行い、買い物客らに協力を呼びかけた。
緑の募金運動は森林の整備、緑化促進を目的に年に2回県内各地で行われる活動で、草加部地域ではコロナ禍を経て約5年ぶりに再開。「育てよう 未来へつながる 豊かな緑」をスローガンに同協会美作支部と美作県民局森林企画課が主催し、同少年隊の児童と兄弟計7人が参加した。
みどりのスカーフを身に付けた子どもたちは出入口で「ご協力をお願いします」と元気よく声をかけ、寄付した人たちには丁寧にお礼を言い、ポケットティッシュを手渡した。
成名小6年の祐延龍志郎君(11)と宇佐美羽菜さん(12)は「社会に貢献できることを進んでするのは気持ちが良い」「集まったお金はみんなのために役立ててほしい」と話していた。
寄付金は、地域の公園や学校の緑化活動や樹木の保存などに活用する。