老人作品展(津山市老人クラブ連合会主催)が31日、岡山県津山市山北の市総合福祉会館で始まった。玄人はだしの多彩な作品が会場いっぱいに並び、来場者の目を楽しませている。9月1日まで。
約150人が手芸、日本画、洋画、木工、陶芸、俳句、盆栽、工作などの力作約210点を出品。
モミジやクロマツなどの気品あふれる小品盆栽をはじめ、柔和な表情の観音像の彫刻、愛らしい干支(えと)の置物、どっしりとした陶器の花瓶、色とりどりのタペストリー、四季折々まちの風景を捉えた写真の連作など力作がずらり。来場者は足を止め、一点一点をじっくりと鑑賞していた。
同連合会事業部長の仲矢武夫さん(80)=津山市高野山西=は「皆さんが丹精こめて作った作品は、素晴らしい作品ばかりで、見ごたえがありますね」と話していた。