市民音楽祭が開幕 合唱団が美しいハーモニー響かせ 3日間で計35団体が出演/岡山・津山市

芸術 美しいハーモニーを響かせる津山女声コーラス水曜会=岡山県津山市=
美しいハーモニーを響かせる津山女声コーラス水曜会=岡山県津山市で
         

 岡山県津山市山下の津山文化センター大ホールで3日から「津山市民総合音楽祭」が始まった。市内の合唱団や音楽愛好家が美しい歌声やハーモニーを響かせている。

 津山文化振興財団が主催する恒例のコンサート。10、17日を含めた3日間で計35団体が出演する。

 初日の「合唱室内楽コンサートI」では、16団体が参加。このうち「津山女声コーラス水曜会」はメンバー16人で唱歌「浜辺の歌」をしっとりと聴かせ、「オー・シャンゼリゼ」では軽快なリズムで歌い上げた。津山少年少女合唱団は、やなせたかし作曲の「さびしいカシの木」をアカペラで披露し、伸びやかで澄んだ歌声が会場をわかせた。

 このほか、オカリナグループや管弦楽ユニットの演奏などもあり、演目が終わるごとに大きな拍手が送られた。

 杉山美沙希さんは「日ごろから一生懸命練習しているのが伝わってくる。どの団体も聴きごたえがあって楽しめました」と話した。

 10日は「合唱室内楽コンサートII」(正午開演)、最終日は日本舞踊や筝曲などを披露する「日本音楽コンサート」(午後0時半開演)が開かれる。


>津山・岡山県北の今を読むなら

津山・岡山県北の今を読むなら

岡山県北(津山市、真庭市、美作市、鏡野町、勝央町、奈義町、久米南町、美咲町、新庄村、西粟倉村)を中心に日刊発行している夕刊紙です。 津山朝日新聞は、感動あふれる紙面を作り、人々が幸せな笑顔と希望に満ちた生活を過ごせるように東奔西走し、地域の活性化へ微力を尽くしております。

CTR IMG