岡山県津山署と美作大学は13日、犯罪防止の街頭啓発をJR津山駅前で実施し、自転車や建物の鍵かけの徹底を呼びかけた。
署員や福祉学科の学生、地域安全推進員ら計18人が参加。同駅の北口広場で、「自転車への鍵かけをお願いします」などと声かけをしながら、チラシと自転車用のワイヤー錠の300セットを通勤・通学する会社員や学生に配布した。
同署生活安全課の上田昌嗣課長は「盗難された自転車のおよそ7割が無施錠だった。ひと手間が犯罪の未然防止につながる」と話している。
昨年の管内の被害件数は自転車盗が約50件、空き巣や車上狙いなどを含む侵入盗が約20件となっている。