岡山県久米郡久米南町上神目の「花菖蒲園」で、住民有志の管理する色とりどり約2000株のハナショウブが咲き競い、町内外から訪れる人たちの目を楽しませている。
末常川の砂防ダム下にある町有地(約10アール)に、有志でつくる花菖蒲の会(大倉茂男代表)が1991年から栽培。今シーズンは例年より花期が早く、ややピークは過ぎたものの青紫や薄紫、白、黄色など約50種が咲き、愛好者らがゆったりと観賞している。
岡山市の会社員女性(50)は「初めて来ましたが、とても種類が多くて見事」と話した。大倉代表は「数年ごとに株を植え替えるなど苦労もあるが、今季もきれいに咲いてくれた。20日ごろまでが見ごろ」と話している。
同園は、道の駅くめなんから約1キロ南、国道53号沿いの入り口に看板を設置。
問い合わせは、大倉代表(TEL:0867-22-2285)。