真庭高校の「真庭トライ&リポート成果発表会」が3日、岡山県真庭市の落合センターなどで開かれ、1、2年生約90人が校外学習を通じて学んだことを披露した。
「総合的な探求の時間」を活用し、論理的思考力や協働性などを育んでもらおうと市内でフィールドワークを実施。このうち2年生は、昨年取り組んだインターンシップの振り返りを一人ずつ発表した。
落合こども園を訪問した経営ビジネス科の藤井祐也さんは、「子ども一人ひとりの言動や話し方に合わせた対応力を身に付けるため、コミュニケーション能力を磨きたい」。なじみの美容室で接客や掃除を体験した同科の山口愛乃さんは「接客で求められる明るい振る舞いを日ごろから心がけ、美容師の資格取得に向けて頑張りたい」と話した。
発表後は中国学園大学の住野好久副学長らが「地域で得た貴重な学びを今後の生活に生かしてほしい」と講評した。