笑顔が絶えない楽しいマージャンです――。17日に岡山県津山市の久米ロッジで開かれた久米ロン会のマージャン教室は、8人がにぎやかに2台の卓を囲んでいた。「(お金を)賭けない」「(酒を)飲まない」「(たばこを)吸わない」が原則の健康マージャンだ。
「認知症予防に」と久米地域の有志でスタートした。現在会員は50~80代の男性14人。「初心者、女性も大歓迎です」と為貞祐二代表(72)。いまのところ月に1回、第3水曜日に開催しており、1回3時間程度卓を囲む。1回2000円。
「ギャンブル」「タバコの煙が立ち込めた部屋」といったイメージが強かったマージャンは近年、競技マージャンのプロリーグMリーグ設立などで「頭脳スポーツ」としての一面が注目されるようになってきた。シニアの間でも、頭と指先を使うことから認知症予防になるとして注目を集めている。
「定年後Uターンしてきた人もいる。世代を超えていろんな人と話ができるのがメリット。女性はもちろん、地域外の人も来ていただけたら。他地域にも広めて、交流大会とかを開けるといいですね」。
問い合わせは、久米ロッジ(TEL:0868-57-2143)。