「DV加害者教育プログラム」についての講演会(津山男女共同参画センター・さん・さんなど主催)が16日、新魚町のさん・さんで開かれ、参加者はドメスティックバイオレンス(DV)加害者の再発防止に向けた取り組みについて学んだ。
20〜70代の10人が参加。DV加害者の更生支援などを行う団体「DV加害者プログラムNOVO」を運営する伊田広之さん(大阪府在住)が講師を務めた。
伊田さんは「DV問題は複雑であり、被害者と加害者を引き離し、被害者を保護するだけでは根本的な解決にはならない」と指摘。「加害者が悪いことをしたと気づき、謝罪をして変わるように支援をする必要がある」「支援者は加害者と被害者、双方に対応するべき」と呼びかけた。
その上で、加害者がDVについて学び、暴力に至った考え方や感情を改めるようにする教育プログラムを紹介。「被害者を尊重し、接し方を学べば、良い解決法が見つかる」などと話した。参加者は伊田さんの話を静かに聞いていた。
p
伊田さんの話に耳を傾ける参加者