院庄まちづくり協議会の「夏休みわくわく教室」が22日、院庄公民館=岡山県津山市神戸=で開かれ、地元の小学生約40人が地域の大人や中学生から宿題を教わったり、ゲームを楽しんだりした。
夏休み期間中の居場所づくりや学習支援を目的に毎年開催。院庄小学校の児童をはじめ、ボランティアとして地域の元教員や支援者、津山西中学校の生徒の計約80人が参加した。
子どもたちは「夏休みの友」やワークなどを持参して宿題を仕上げたほか、用意されたプリントで学習。分からないところを大人や中学生らに教わりながら勉強に励んだ。
小学1年の女子は「みんなで楽しく勉強ができた。2学期は漢字を頑張りたい」とにっこり。元中学校教諭の女性も「地域の子どもたちの笑顔を見ることができてうれしい」と話した。
また、コミュニティスクール活動の一環で参加した津山西中の生徒が企画したレクリエーションもあり、○×クイズやじゃんけん列車に歓声を上げた。この後、地域の福祉部会が準備した昼食のそうめんをみんなで味わった。
同協議会では「小学生の時に参加した中学生が勉強を教えに来てくれるなど、地域のつながりができている。今後も取り組みを続けたい」としている。