「ICOCA」サービスの利用開始 JR津山駅 生活の快適性が向上/岡山・津山市

経済・産業 PRイベントに出席した谷口市長(左から3番目)ら=岡山県津山市で
PRイベントに出席した谷口市長(左から3番目)ら=岡山県津山市で
         

 JR津山駅(岡山県津山市大谷)で21日、JR西日本が発行する交通系ICカード「ICOCA(イコカ)」サービスの利用が始まった。津山線で導入済みの岡山駅、法界院駅で乗降する際の運賃支払いがキャッシュレス化し、利便性が向上する。

 JR東日本の「Suica(スイカ)」をはじめとした全国相互利用の交通系ICカード10種が対象。駅構内の専用改札機にICOCAカードをかざすと、自動で残高から運賃が精算される。スマホでタッチする「モバイルICOCA」も利用可能。津山駅を区間に含む1COCA定期券は使用できない。

 サービスの導入に合わせたPRイベントに谷口圭三市長や大村宗利駅長らが出席。谷口市長は「地域住民の生活の快適性も上がり大変うれしく思う。森の芸術祭など地域外から訪れる人にもたくさん利用してほしい」。大村駅長は「岡山方面への利用がよりスムーズになるため、県北の盛り上がりの一助なれば」と述べた。

 カードは駅改札外の「みどりの券売機プラス」でオペレーターと会話し購入可能。

JR津山駅構内に設置されたICOCA専用改札機
JR津山駅構内に設置されたICOCA専用改札機


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