統一地方選挙前半戦の県議選(19選挙区、定数55)が31日告示され、9日の投開票に向けて舌戦が火ぶたを切った。美作地方4選挙区では、津山市・苫田郡・勝田郡(定数4)が少数激戦となる一方、久米郡(定数1)、真庭市・真庭郡(定数1)、美作市・英田郡(定数1)が無投票となった。
津山市・苫田郡・勝田郡選挙区では、届け出順に無所属新人の小原なおみ氏(46)、自民現職の本山紘司氏(43)、自民現職の田野孝明氏(66)、自民現職の清水薫氏(51)、自民現職の山本雅彦氏(63)が出馬。子育て支援や若者の移住定住促進といった人口減少対策、コロナ禍で落ち込んだ地域産業や観光の活性化、福祉施策の充実など、それぞれの政策や公約を訴えて序盤から激しい攻防を展開している。
一方、美作市・英田郡選挙区は自民現職の市村仁氏(55)が4選、真庭市・真庭郡選挙区は自民現職の河野慶治氏(44)が3選、久米郡選挙区は自民現職の松島幸一氏(37)が再選をそれぞれ果たした。
【岡山県議選】9日の投開票に向けて少数激戦となる舌戦が火ぶたを切った / 岡山県
- 2023年4月1日
- 行政・公共